ついにこの日が来てしまいましたという感じでしょうか。どうやら我が子はよほど、
妻の
お腹の中が心地いいのか、外は世知辛い世の中だということを悟っているのか、なかなか
出てこない様子。今日で41週と一日ということもあって、前々から主治医の先生と話を
していたとおり、本日から入院することとなりました。
午前中には持っていく荷物の準備の確認をしていざ出発。荷物は予定していたよりも、
かなり多くなってしまいました。というのも、入院期間が長くなりそうなので、予備の
着替えなどを持ったこと。それからどうもすぐには生まれる気配がないので、これを機に
読みたい本を持っていくということもあって、なんだかんだで多くなってしまいました。
まあでも妊婦さんですし、産むまではなるべく快適に過ごしてもらいたいのですからね。
車でいつも通っている道をはしり、予定の時間よりもちょっと早くつきました。入院の
手続きを早々に済ませてから、売店のお弁当を二人で食べました。
妻曰く、暫く病院食
だから、こういうのは食べれないなあなどとちょっと不満げでした。
その後病棟へ二人で上がり、看護婦さんとフロアの案内をしてもらいました。本当は、
このあとすぐ診察ということだったのですが、どうやら他の妊婦さんが生まれそうという
ことで、暫くモニターをしたり、問診をしたりしながら、待機室というところで過ごし
ました。モニターをつけながら談笑しながら過ごしているところへ、近くの部屋から悲鳴
というか咆哮というかすごい声が聞こえました。モニターをしている間ずっと聞こえて
いました。
妻もあんなふうに声を上げるかと思うと、すさまじいなあなんて想像して
しまいました。
暫くすると、赤ちゃんの鳴き声。無事生まれたようなのです。まさにここは命の生まれる
場所。そうおもうと病院にあって一番希望に満ちた場所にいるんだなあと思ってしまい
ました。ここは産科のフロアということあってか、ちょっと華やいだ雰囲気があります。
全体的に壁紙も白を基調としたものですが、柄が入っていますし、デイルームと呼ばれる
場所のソファーも色鮮やか。病室のカーテンもピンクですし、結構配慮されているよう。
何より驚いたのが、掃除している回数の多いこと多いこと。私たちがきてから2時間半ほど
しか立っていないのに、2回ほど掃除の方を見かけました。これも産科病棟だからなので
しょうか?それともどの階もそうなのかな?ちょっと感心してしまいました。
診察までまだ時間があったのでガラス越しですが新生児室を見に行きました。ここは生ま
れた赤ちゃんばかりが入っていることもあって温かい雰囲気が一番。見ていると我が子で
はないのに、微笑ましく思えてくるし、その愛くるしい表情に見入ってしまいます。これ
が我が子となるとかわいくて仕方ないんでしょうねえ。
そのご主治医の先生が戻ってきてから、診察。そのあと入院計画について細かくお話を
していただきました。それによると、土日はとくに何もしないで来週の月曜日から、いよ
いよ陣痛誘発剤を使っていくとのこと。出来ればそのあたりで生まれてくれるといいのだ
けれどと思うのですが・・・。
いよいよこれからって感じがしてきましたが、うまくリラックスしながら本番に備えて
ほしいなと思います。