景気が回復している。この言葉を真に受けてそう感じると思う人は相違ないのではという気がします。そもそも景気の判断材料がどのように作られているのかを具体的には知らないのでなんともいえませんが、個人を対象にされていないのではと思います。
ココ何年か前から景気は回復基調といわれていますが、たとえばサラリーマンの平均年収はというと下がりつづけている一方ですし、労働者への負担というのは今後ますます増える傾向にあるというのが大方の見方ではないのかと思います。
こんなで出してはじめたのは、毎日新聞の記事をよんでちょっと思ったからなんです。:「非正規(雇用)を使い捨てにするな」「交通費を出せ」−−。低
賃金アルバイトで暮らす
フリーターの若者たちや日雇い・派遣労働者らの集会「自由と生存のメーデー」が30日、東京都新宿区で開かれ、JR新宿、新大久保駅前など約4キロをデモ行進しました。
このメーデーは04年、「
フリーター全般労組」が数十人規模で開催。正社員をリストラして派遣やパートなど
非正規雇用で補う企業の流れの中、参加者は年々増加。今年は野宿者や障害者らも加わって過去最多の300人が参加。
集会に参加した社民党の福島瑞穂党首は「これだけ多くの若者が参加するのは頼もしいが、それだけ彼らの生活はぎりぎりで、切実なんです」と訴えた。有給休暇分の未払い
賃金約20万円を巡って請負会社と争っているという練馬区の契約社員の男性(28)は「声を上げて訴えなければ、この社会は悪くなる一方だ」と切実に話した。
確かに、
フリーターや契約社員が増加ししていますし、最近よく取り上げられているワーキングプアのこともふくめてかなり【
格差】が表面化してきたように思います。確かに深刻な問題であると思いますし、福祉の観点からしていったいどうしたらよいのかという思いも確かにあります。
ただ、ひとつ思うのが多分これが正常な
資本主義社会の仕組みなのかなという点。アメリカやイギリスを以前旅行して感じたのは圧倒的は
格差社会の存在。日本では最近になってこの問題が浮上してきましたが、それは当然のこととして捕らえられているのような感じさえします。
システムを正常化させるということと、国民の福祉や生活の保障を行っていくということはどこかで矛盾点をはらんでしまうのは以下仕方ないのかもしれないと思います。合理化や利益追従型だけではこうなるのはあるいみ当然の結果のように思います。
テレビで誰かが言っていましたが、身の丈に合った生活をしていかなくてはいけない。ということなのかもしれません。一億総中流という状態にあったこと自体が不自然だったのかもしれません。今後日本がどういったことを目指していくのかはよく分かりませんが、このままでは疲弊してしまうだけなのではと感じています。
今起こっている現状を推し進めて、行くべきなのか、それとも新たな模索を探して、本当の意味で日本らしいシステムを作り上げていくべきなのか今後難しい問題を抱えていくことになるのだろうなあ思います。
格差社会をどう考えていくのか。これは私たち一人一人がもっとじっくり考えていくべき問題だと思います。