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象牙は本当に必要なのか? 2007年6月4日
象牙というとあまりいいイメージが浮かんでこないのが実際のところです。私の身の回りに象牙のものなんていうのもないし、あまりなじみがないんですね。見たことがあるというのは印鑑くらい。そんなものでそれほど意識をしたこともないし、高価であるのかもしれないけれど本当に必要なのかどうかというと私にとってはいらないものかなと思ってしまいます。

とはいえ、例えば印鑑を生産している業者などにとっては、やはり象牙でということはあるのかもしれません。どうしてもなくてはならない分があるとすればそれは多少あってのいいのかもしれませんが、個人的にはなんともいえないなあというのが実際です。

さて、今日のニュースを見ていたら、その象牙現在では輸入は禁止になっていたのですが、毎日新聞のニュースによるとまた輸入が再開される見通しが出てきたそうなのです。絶滅の恐れがある野生生物の国際取引を規制するワシントン条約の常設委員会が2日、ハーグで開かれ、南部アフリカ3カ国が在庫として持つ象牙60トンを日本に輸出することを認める決定を下したそうです。

輸出されるのは、ボツワナ、ナミビア、南アフリカ3国の政府が自然死した象などから採取した象牙で、日中両国が輸入を希望していたという。昨年10月の常設委でも協議されたが、輸出国側の密猟監視体制が不十分などとして結論が持ち越されていました。
 
常設委に引き続き3日から開かれる締約国会議では、自国の在庫40トンを輸出枠に追加したいというボツワナの提案や、逆に、今後20年間は取引を全面禁止にすべきだというケニア、マリ両国の提案も協議される見込み。象牙の国際取引は密猟対策として89年に禁止されたが、99年に日本向け輸出50トンが認められたことがあります。今回は2回目の輸出許可となりますが、象牙取引自体に強硬な反対姿勢を示す国もあり、恒常的な取引解禁につながる見通しは少ないようです。

国内での象牙の流通は「種の保存法」で規制されている。だが、正規に輸入された象牙から作られた製品と密輸品の区別が難しく、密輸の温床となっているとの指摘があります。同法では、牙の形を維持している「全形象牙」を取引する場合は1本ごとに登録し、国から「登録票」の発行を受けるよう義務付けています。
しかし、加工しやすいように全形象牙を数個に切断すると、それぞれの「カットピース」については登録義務がない。また、登録象牙から作られた印鑑や装飾品などには「正規品」を示す環境省・経済産業省発行のシール(標章)を張ることができるが、義務ではない。

これでは法律というかそもそもの問題の解決の糸口にはならないのではと思ってしまいます。輸入による売上ですべて象の保全や地域住民のために使われることになっているといわれていますが、それだって少し怪しげだと思ってしまいます。

例えば、日本のODAについてもすべてが正規の目的に使われているという保障はどこにもなく、その後の調査もなされていない点が多いようです。今回の問題はそれと同値ではないにしても、疑問点が多くあります。すべての象牙製品について必ず登録義務をつける。それだけでもだいぶ違うのにと思ってしまいます。

もう一度、象牙は本当に必要なのか?ということを考える必要があるのではないのかと思います。万が一今回の件で密猟品が出回ることにでもなったら・・・。あまり考えたくはないですが、政治的・経済的なはんだんではなく、本質を見失わないようにしてもらいたいと思います。
thame:社会ニュース genre:ニュース
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